うまい広告が作りの極意
広告制作者の壁として立ちはだかる、アイデアの枯渇。
できれば克服したいです。
これは、コツがあります。
でも、どこにも書いてありませんから、書こうと思います。
そもそも広告の制作には、
日本的な言葉遊びと、
欧米のロジックとユーモアのある広告と
2パターンあると言われてます。
欧米的なのは、アレです。
Think small。
日本的な方は、相手の気持ちを考えて作るという事
なんですが、これなかなか意味が深いというか、わかりにくい。
まずこの広告どう思いますか?
隠れルールとして、自分のお願いをそのままいっても聞き入れてもらえないことが前提です。
お願いしたらやってくれるんなら、世話ないから。広告は嫌われ者なわけです。
ヤレる人だけアタックするなんて、バランサー的な人には、いい広告作れません。
どうにかすれば必ずできる、と思える奴だけが作れます。
あきらめないことが肝心です。
ただし、とても重要なのは、
金ない暇ない興味ないという人は必ず除外
して考えることです。
ターゲットは、それを好きでやってくれてる人に、もう一度やってもらう、というのがいいんです。
メールでお礼を言うシーンを考えてください。
単なるお礼と考えているうちはだめです。
メールの目的を、次の飲み会に行けることとしましょう。
そうすると、こんな感じに書ける。
〇〇さんに聞いたあの話、すっごく感動しましたし、
いま思い出しても素敵だなあと、尊敬してしまいます。
また、ぜひまた、面白いお話聞かせてください。
いま、来月あたりで旬な肴とお好きなお酒が飲める店探してます!
どうしたら、あの人はもう一度あなたと飲みたくなるのか?あのとき、あの人が楽しそうにしてたことを、またできるよ!っていうのはどうかなと。こう考えると二回目というのは、如何に簡単かわかりますよねー。だから、一回目は難しい。
あと、ここわかります?
だいたいいい言葉が見つからないのは、やってほしいが曖昧だからです。その広告をみて買ってほしいのか、好きになってほしいのか、電話してほしいのか。誰かに噂してほしいのか?ちゃんと決めましょう。
マス向け広告っていうのは、だいたい好きになってもらうのが目的だから、
こういう感じが多いんですよ。
あとは、表現は圧倒的に断定。
過去形、断定、宣言がいいです。実際使った人がよくなってるんだから、過去形なんです。