くらしと仕事。

Live to work or work to live ?

箱根そばの魅力

箱根そば

  • 舞茸と金目鯛のそば 500円

一押しの旬のメニューを初めて食べたら予想以上に美味しぃー。

店は旬を食べないとわからないもんだ。

立ち食いそば屋は朝と昼のニーズが違う人を相手にしないといけないから難しい。

朝はするりと食べれるそば、昼はがっつりと腹ぺこを満たせるそば。

箱根そばで美味しいそばを食べたかったら、お腹を空かせて行くのがマル。旬のそばを食べよう。

旬のそばはいつも新しいものが登場して本部がきちんと商売してる。

ただ残念ながらお汁が濃すぎて不味い店もあるので注意。

朝向けには朝そばという品があるが、これはいつも変わらず定番としてあるものの大して美味くない。この店は汁が一緒で具材のバリエーションでメニューが違うのが基本。具材に力がないのだ。

きっと冷静になったらわかったはず

うちにタカギからDMが届いた。

DMの世界では、ちょっと名の知れた会社タカギ。

さっそく開封してみた、

まず、開封のジッパー加工部の誘導コピーが素晴らしい。

こちらからご開封ください、のキンアカのベタ矢印。その気がなくても開けたくなる。

中身はA4三つ折りのブロッシャーと申し込み用返信ハガキと個人情報保護シール。

申し込みハガキは、宛名印刷がそのまま使える仕様で、この狭いスペースによく考えられたわかりやすさ!間違いなくこのDMのレスが良いのはこのおかげだ。素晴らしいね。

ただし、ブロッシャーはまぁわかりやすいが下手だった。

蛇口のメンテナンスを、あなたの蛇口は何年使ってるの?という、エンベローブのキャッチでシンプルに必要性に気がつかせる手法はよかったね。でも、肝心なブロッシャーが弱い。構成を考えた後に、再点検しなかったのだろうね。

 

こういうクリエイティブはよく見る。サムネイルからラフに行く前に、必ず説得の三段論法を考えて要素を足さなきゃいけない。

それをしないで作るとこうなる。みなさまご注意を。

 

 

 

偽ニュースを見分けて!身近な物知りおじさん

つい最近、「龍角散」のドーピング騒動にだまされた。。。

withnews.jp

この龍角散の話題、面白かったのでついRTしてしまった。

 

そのあと間違いでしたなんでtweetもしたけど、わたしの時系列に発言を追っているならまだしも、話の一部だけを「立ち聞きしたような状態」であったら、それも無意味だもんね。反省。

 

ま、わたしの拡散パワーなんて大したことないから大事に至ってないと思う。

 

でも、なにより世の中がそういう負のアクションにかまけている時間がもったいない。

 

こういった騒動をどうやって防いだらいいのか。

テック企業はそれぞれ動いているよう。

digiday.jp

トランプ氏の発言の裏を取る作業って…大変そう。

 

誰かの話を聞いて「そうらしいよ…」っていう伝聞tweetがいちばん紛らわしい。

 

私の回りの経営者に、自分の成功のためには平気で事実を曲げる人がいます。

 

その人は(解釈なんて人それぞれだから、見方によってはそう見えるのだから正しいのだ!)という持論のもとに、他人から見たら「嘘」と言えるような話をしたりするのですね。

 

確かに当事者が自分たちに都合の良い解釈で発言しまくっているのが世の中だけども。

歴史認識の問題とか。

 

私たちのような平民の発言には、常に「発信者」がついて回るような仕組みがあればいいのかな?

 

こういう話の行きつく先は、情報弱者の問題になってしまうのかもしれないですが、そもそも今の情報大爆発時代になる前から、世の中の事実認定ということ自体にもともと「意識」の問題をはらんでいる気がしてなかなか根深いですよ。

 

道ばたで聞くような眉唾(まゆつば)の話って、直感的に個々人が正誤を判断していたはずで、それは誰かに伝聞され拡散していく間に、さらに何重にも個々人によって検証され、嘘っぽければ拡散力が失われ消え去っていたと思うのだけど、そんなような情報が、いまは簡単にRTできるもんだから瞬時に爆発的に拡散されている状態。

 

誰かをだまそうとして仕組んだか、発言した人が信じ切っている場合には、本当にやっかい。現場をいつも見に行けたらいいだけど。

 

こうなってくると身近な物知りおじさんの価値が超上がってきますよね。実体験を持っていることは強い。

 

何人そういうお方を抱えられるか?が大事な気がしてきました。

人生を左右すること(中学生の独言)

ある中学生が言った。

 

最近、思うんだ。

 

これからの人生を大きく左右することってなんなんだろう。

 

毎日毎日、新しいネタが流れ込んでくる。

 

日本中の個人が、日本中の情報を、新聞やインターネット、ブログ、SNSで垂れ流し続けている。

 

どこの誰かも知らない人が発信したそんなものを毎日一つ一つ読んでいったってねえ。

 

・・・。

 

そもそも、人生を大きく左右するって何だろう。

 

何か成し遂げたときか。

 

何か成し遂げたときに、これが左右したよねっていえることってことか。

 

そもそも、まずその「何か」が必要だな。

 

その何かを見つけないといけないのか。

 

どうしたら、何かを見つけられるんだろう。

 

・・・。

 

「何か」ってつまり、自分は何をやりたいのかってこと?

 

なんのためにこの世に存在するのかってこと?

 

つまり、よくある「なぜこの世に生まれたか?」という意味を問うってこと?

 

これって、宗教みたい。

 

宗教が存在する意味ってこういうことなんだろうか。

 

・・・。

 

この何かを見つけるのは、とにかく時間がかかりそうだ。

 

一日は24時間。

 

これは誰にも平等に与えられた条件。15才なら日本全国誰でも同じ。15年だ。

 

そう考えると、その何かを探しその何かに打ち込む時間が、早くて長ければ他人と差ができてくるってことかもしれない。

 

お金や時間の節約。

 

・・・。

 

何かを成し遂げて、納得したり、興奮したり、喜んだり、悲しんだり、人生を実感したりできたら楽しいだろうな。

 

お金や時間の節約するために大事なことは、「自戒、自制、自己をコントロール」すること、なんだろうな。

 

EOF

 

POPの効果的な書き方とは?

先日のエントリーから、手書きのPOPを書くことに取り組んでみてわかったんですが、これやたら手間がかかるじゃん!

 

もちろん世の中、やったほうがいいことなんてたくさんあるし。でも、選択と集中しないと正直時間が足りません。。。

だから、

 

1)忙しい店員がPOPを書いたほうがいいのか?また、2)POPを書くならどんなところに注意したらいいのかを考えてみました。(いちおう仕事が通販のコンサル・・・)

 

 過去エントリー>

tda.hatenadiary.jp

 

それにしても、POPに効果があることはわかっているけれど、店員さんが直接話しかけるよりも、手書きの方がどうしてお客様は素直に話を聞いてくれるのか。そこのところは実際はよくわかりません。

 

うぉっほん。

 

気を取り直して、ということででは、早速。

 

1)忙しい店員はPOPを書いたほうがいいのか?

これについて、まずは「ある数字」を見てみましょう。

POP(Point of Purchase)について長年研究している米国のPOPAI(Point of Purchase Advertising International) の、POPの効果に関する調査結果についてであります。

 

【POP による売上げ効果】

  • 商品 POP の添付 18%のアップ
  • 商品情報サイン 33%のアップ
  • 特別価格サイン 124%のアップ
  • チラシ商品のサイン+特別価格サイン 194%のアップ

 

また、POPAIは「POP と衝動買いの関係」を商品別に次のようにいっているようです。

 

【POP と衝動買いの関係】

商品 衝動購買率(%)

  • 化粧品 23%
  • たばこ 13%
  • 医薬品 25%
  • 家庭用雑貨 23%
  • 女性衛生用品 18%
  • 男性化粧品 24%

 

(出典:POP はサイレントセールスマン URL:(PDF)http://www.drugstore-kenkyukai.co.jp/us-report/pdf/0905.pdf#search='popの効果+調査'

以上

 

なんと、売り上げが最高で2.9倍にもなる?!

やはり、正直にいってPOPはかなり効果があるようですね。

 

商材による違いのほうは、「価格値引きができるもの」商品情報を伝える必要のあるもの」には、効果があると考えられます。やっぱりこれだけ、成果が見込まれるのであれば、やってみる価値はありそうですね。店員さんは忙しいと思いますが…。

やるならば、どんなデザインでどのように書けば一番無駄なく効率的に効果が出せるのかを考えてみたいと思います。

2)上手なPOPの書き方、POPデザインの3つのコツ

どんなPOPでも、とりあえず書けばいいというわけじゃありません。せっかく手間をかけて書いたのに効果がないっていうのは最悪です。

では、POPを書くうえでもっとも重要なことはなんでしょうか。

それは・・・

 

コツその1.ずばり、目立つこと!

 

なんですよ。

 

結局、お客様というのは、「何かを買う目的があってお店に来る」場合がほとんどじゃないですか? その場合は、目的の商品は何もせずとも買っていただけるわけです。POPの効果はあまりないかもしれません。

 

でもそれだと、いわば売り上げはなりゆき任せ。どんどん売上を伸ばしていくことは到底無理です。外的要因に客単価が簡単に左右されてしまうので、近くにお店ができた、沿線に大きなショッピングモールがオープンした、商品の流行が去った、などで簡単に売上はダウンしてしまいます。

 

お店側が積極的に売上をあげるためには? 

 

「プラスワン」、「クロスセル」、「アップセル」が重要ですよね。そこで、手間ひまかけた「POP」の登場です。

 

では、なぜPOPが「目立つこと」が重要か?

 

やっぱりいい商品があることに気づいてもらうことが、お客様に商品を購入していただくための「入口」だからです。

 

AIDMA(アイドマ)」という理論を、ご存知ですか?

 

人が購買にいたるまでの、態度変容のことを指しています。Aから順番に、アテンション、インタレスト、デザイアー、モチベーション、アクションという流れで、お客様を説得誘導していくことで、効果的に商品の購買を進めることができるという、購買促進のためのモデル理論なんです。これの一番初めに出てくるのが、「認知(アテンション)」。まさに気づいてもらうこと、です。

 

お店には魅力的なたくさんの商品があります。 けれど、お客様はそこに商品がたくさんあったって、極端に言うと「ひとつも見てはいません」。目的の商品以外は、全スルーです。その中で、POPというのは、静かにお客様に語り掛けてくれる。『私(商品)に気が付いて!』と。

 

もしも、常連さんが多くて何も購買目的ももたずに、ふら~とひまつぶしに来ていただける方が多いお店だったとしても、POPが目立っていればその商品を認識してくれるわけですから、「お、なになに、なにかはじめたの?!」なんて会話につながります。

 

やはり「目立つこと」は最も効果的です。

 

じゃあ、目立てばなんでもいいのかっていうと・・・もちろん違います。

次に大事なことは?なにでしょうか。

 

コツその2.つぎに大事なのは、理由を伝えること!

 

です。

ちょっとわかりにくいですね。

 

基本から説明すると、POPを書くときは、「POPはお客様と会話をしている」という意識を持たないといけません。POPは単なる紙ですが、まるで「ピエロのような人が黙ってお店のなかに立っている」と、イメージしてみてください。「ピエロ」なので、もちろん直接話すことはできません。でも、お客様からしたら、無茶苦茶に不自然ですよね。お客様のことを、「陽気なピエロが無言でしっぽを振りながらじっと見つめている状態」なわけですから(笑)。

 

そのとき、お客様からは自然とこんな言葉が出るでしょう。

 

『ピエロ、お前、なんでそこにいるの・・・?』

 

そうなんです。お客様はなぜそこにPOPが付いているのか?という理由を知りたがるものなのです。

 

「衝動買い」という言葉があります。

 

でも、本当に衝動にかられて、無意識のうちに購入してしまうってことはないと思ってます。自分のことを思い出してみてください。衝動買いしてしまったときでさえ、なにかの「理由」があるはずです。ただその理由が非常に浅い・短いっていうのが、衝動買いです。衝動買いの反対は、じっくりと考えて買うってことだと思いますが、二つの違いは「時間差」なのです。(専門的には、POPは瞬間的にAIDMAの態度変容させるってことだけで、なんら「広告のセオリー」と変わりはありません。)

 

では、POPがうまく注意を引けて、お客様がそのPOPと商品に注意を向けてくれたとしましょう。お客様は、一歩こちら側へ歩み寄ってきてくださったということです。そしたら、当然ながら、(ありがとうございます!)という感謝の気持ちをこめて、『実は自分・・・』とPOPがここにあるわけ(理由)を、そのお客様に説明する義務があるのですね。

 

その商品のPOPが特売価格の表示になっているなら、『今日わたし売れたいんです!安いんです!』。これが、理由になります。

 

また、見た目は地味だけどとってもすごい商品なら、『わたし実はこんなにすごいんですよ』とか、効果にすごく実感がある商品なら『お店の人が使ったらこんなにすごかったっていう話をどうしても伝えたくて…』ということになりますね。

 

ここで注意!

 

コツその3.理由がないのにPOPはNG

 

これは、コツその2の裏返しとも言えるのですが、大事なことなのでぜひ意識してほしいことです。

 

もし間違って特売価格にもなっていないのに、店員が売りたいからといってPOPを通常価格で出していたら・・・それは大失敗です!そこには理由がないから。価格を押しにするならば、必ず特価設定もセットと考えてください。なんでもかんでもPOPを付ければイイわけじゃありません。無駄なことはしない。これも重要な、効果的なPOPを書くためのコツなんです。

 

ちなみに、これは『早稲田大学 WBS 研究センター 早稲田国際経営研究 No.40(2009)pp. 53-66 』(PDF)という素晴らしい論文があるので、知識を深めたい方はぜひ一読をおすすめしたいです。こちらの論文で面白い点が、書籍での実験なのですが、 面展(棚を利用して読者に本の表紙を正面から見せる商品陳列方法で、通常の背表紙を前面とした展示 方法より陳列スペースを多く使用する一方、来店客から見える商品の面積が大きく認知されやすいため、販売促進につながるとされている ISP 施策)とPOPによる効果がそんなに変わらないという点です。やっぱり、POP成果に対する優先順位は、「目立つこと」が第一になると言えますね。

 

以上まとめです。

 

1)忙しい店員はPOPを書いたほうがいいのか?

 忙しくとも、やっぱりPOPは設置したほうがいい。そこで重要になるのが、以下によいPOPを効率よく作るのかってこと。

 

2)上手なPOPの書き方、POPデザインの3つのコツ

コツその1.ずばり、目立つこと!

 

コツその2.つぎに大事なのは、理由を伝えること!

 

コツその3.理由がないのにPOPはNG

 

いかがでしたでしょうか。

 

具体的なPOPの書き方は、先日のエントリーでもご紹介したこちらのPOP本がとってもわかりやすいので、こちらをおすすめします。

 

過去エントリー>

tda.hatenadiary.jp

 

番外編:「年齢」「性別」別のPOP書き方・デザイン ガイドライン

POPをデザインしたり、書くときには、「会話」を意識することが必要です。なので、お客様の年齢や性別に応じて、POPを書きわけるとより売上アップにつながるでしょう。では、どのようにPOPを書きわけると効果的になるのでしょうか。

 

たとえば、

【50歳以上の女性】
  • 「価格」訴求より「価値」訴求
  • 「健康」「安全・安心」「お孫さんへ」などが有効なキーワード
  • 楷書体などの読みやすい黒色の文字で1cm角以上の大きさで
【30歳代の主婦】
  • 買い物の優先順位は「子供→自分→夫」
  • 「節約」「お買い得」のほか、「テレビなどで話題」が有効なキーワード
  • 筆ペン、ポスカ、色鉛筆など、基本的にはどのようなPOPでもOK
【20~40歳代の独身女性】
  • 自分自身のことに最もお金をかける裕福
  • 「テレビなどで話題」「芸能人の○○さんも御用達」などが有効なキーワード
  • 筆ペン、ポスカ、色鉛筆など、基本的にはどのようなPOPでもOK
【20歳以下の女性】
  • 「カワイイ」「キラキラ」「にぎやか」などが有効なキーワード
  • 同年代のモデルや芸能人の動向に敏感
  • 筆ペン、ポスカ、色鉛筆など、基本的にはどのようなPOPでもOK
【男性客の場合】
  • カラフルより白黒、丸より四角、やわらかい雰囲気よりスマートさが重要
  • POPでは、イラストや写真も必要だが文章力が重要
  • 手書きPOPよりもパソコン作成POPが有効

 以上が代表的な例です。性別での違いが最も大きく、これは性別による脳の働きの違いが理由とされています。男性に比べて女性は、右脳を働かせて情報を読み取ることが得意なため、POPでもイラストや写真から感覚的に受け取ることが多いのです。

(出典:自店の客層にあわせたPOP|J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]

 

いつか「手書きPOP」の見本データを作って、無料でデータ配布したいと思います!ちょっとでも、売上が楽に上がって店員さんが笑顔になった!そんなお店に行きたいですから。今回は、長文におつきあいいただきありがとうございました。ではまた~。

 

 

「人生経験マウンティング」の言うは易く行うは難し。

「人生経験マウンティング」という言葉が面白!と、思ってこちらのブログを読みました。

fujipon.hatenablog.com

 

「人生経験マウンティング」というキャッチーな言葉うまいなあ。

この方の造語なのでしょうか?

 

「人生経験」によって、作品が異なってくるのは事実でしょう。

だけど、それだから「世間に受ける・受けない」、「いい・悪い」という話は別でしょう。

そういう評価って世の中での「結果」以外は、単なるその担当者の好みの問題。

言うだけなら、6歳の子供が40歳のおやじに向かって、おじちゃん馬鹿だねとか言えるわけで、それを真に受けるか受けないかの問題だと思います。

作り手っていうのは、自分の人間性を切り売りしているから、他人の評価に敏感なりがちなのでしょう。とやかく言う人に過剰に反応しやすいでしょうね。

思わず反論したくなる気持ちもわかりますが、石田衣良というふわっとした発言をする人にとやかくいうのは、くたびれ損になる気がしますね。

 

だって、

主題として展開されている、石田衣良のNEWSポストセブンの記事も読んだところ。

www.news-postseven.com

こちらの発言にはちょっとびっくりした。

 

石田衣良こそ、世間に乗った軽めの小説を書いていると思っていたので。

世間的に石田衣良のポジションってどこでしょう?

せんせーせんせーと周りから持ち上げられすぎて、俺はすごいぞ!となったのか、かなりハイレベルな発言だなあ…と思ってたら。

 

いやな予感が的中。

 

働き方のくだりから。これ読んだら、やばい。

 

世界の自由主義で豊かな国は1年間で11か月しか働いていない、ということです。夏休みを1か月とって、あのGDPを作り出しているんです。日本人は1か月余分に働いて、ドーピングしているようなものですよ。

 

日本の休日はそれほど少なくない。

こちらの記事によれば、

r25.jp

日本の休日はフランスよりは少ないがアメリカよりは多いらしく。

日数も40日と30日でそれほど差がない。実感だけで語るなら「バカンス」がない日本はまさに石田衣良がいう通りなのだが、この程度の事実を知らないのか・・・

 

この人は実感だけで発言しているのかなと思うと、この方はやはりふわっとした人物なのだと思わざるを得ません。普段は「校正さん」に頼っているからか…。

痛いですね。

 

それにしてもここだけの話っていうようなたわいもない世間話が、文字となって、議論となって、こわいですね。お二人とも、素晴らしい作品を作っているのですから、単なる発言という無形文化財で痛手をおってほしくないですね。 

どうして宣伝会議系コピーはダメなのか?

新年早々ぶちかます。

 

宣伝会議系コピー、TCCコピー、そういうコピーライティングに、それなりの対価が払われ、メディアに取り上げられ、もてはやされている。だから広告業界はダメなんだよ。

 

このコピーいいよね?っつって、「専門学校生の延長」みたいなことばっかやっている人たちが、いる。

 

たとえば、あなたならこれに、いくら払う?

 

「icocca ua

ユナイテッドアローズ/1998年

○C/一倉宏

mag.sendenkaigi.com

 

どうですか?

わたしなら、これをプレゼンされたらどうだろう、「こりゃ逆に珍しいものをみましたな・・・あははは」とかいって急に眠気を覚えて、それからダッシュで自席にもどって徹夜で自分で広告を作るかもしれない。

広告には目的があるから、これでいいのだ!という文脈はわかる。むしろわかる。だから、こういう広告をそのナニかの印象で完結させようとする「広告作品派」には、反対なのです。

すべての宣伝・販促コミュニケーションは、インプットがあって、それで受け手のアウトプットがあって、それが購買だったり、エンゲージメントを目的としている。

DVDを借りてきてよし今晩は観るぞ!とかいってTVの前にどかっと座るみたいな感じで広告を見る人らいない。これを知らない制作者はいないだろう。

なのに、こういうコピーはあまりにも広告制作者の「広告作品派」のおごりではないか?と感じるのです。

広告が好きで、こういう作品チックな広告にお金を払う”パトロン”がいてもいいと思う。けど、これはサロンでの遊びであって、一般的な宣伝・販促メディアでこれ、いいよねとか取り上げたり、名のあるコピーライターが評価したりすることは、やらないでほしい。あまりに偏重していると思う。文壇の参加者がどこも違うように、宗派・流派があって、参加する側が自由に選べばいいのだから。

こういうサロンへ入りたいと思ってコピーライターを志すなら、サロンへの入門切符は、宣伝会議の講座で手に入れなければならない。

だけど、一般的にはこのコピーはダメだと思う。一人よがり、企業よがりすぎる。映像CFの場合はエンターテイメントに昇華されているので面白!ってなるけど、誌面の場合はやばいでしょこれは。誌面でこれを読んで満足する人いる?いないでしょ。もっと、説得や気づきや、納得や安心やアクションをさせることこそ、広告に求められている役割じゃないのかな。

受け手に向かって正面から攻め入って突破できるコピーこそ、おみごとっ!って、わたしは言いたい。

いまほとんどのメディアで、広告の体をしないで、ステルス的に記事として流通させている広告が掲載されているけど、それは騙し(だまし)です。

商品を売ることを予定調和として、そこをどう乗り越えるかを勝負するという「広告原理派」がいてもいいじゃないの。