答えがない!そんなときの見つけた方
コニチワ~。
ちょっとまじめな話です。
ぼくは、よく仕事で質問をもらうことがあります。
この問題どーしたらいいですか?
(おいおい人に聞く前に考えてよ~)
と、思うのですが、そういう人は考えるということがわかっていないし、
それを鍛える方法さえわかっていないのが現状だと思ってます。
ところが、これが、
みんなが、光速で考えて、光速で結論が出せるようになると、
その会社はスーパーになれるでしょう。
今日は、その、光速で考えるコツを伝授してみたいです。
まず、考えるってどういうことか平たくいうと、
まず、よく質問してくる人というのは、考えてるというよりも、”思う”に近い。わたしは”こう思う”という。でも、大事なのは、思う前に考えること。
じゃあ、あらためて”考える”ということは何かいうと、
- その問題が、なぜ問題なのか?を、わかる(=分ける)
っていうことです。
どうでしょう?意味分かりますか?
まず、一つ目の理解のポイントは、問題が問題として存在してる場合、だいたいは、
- 問題を解くことが問題になってしまっているのだ。
もともとは、何かをするためにその問題は発生したはずなのに、ひとたびそれが問題として認識されると、その問題を解くことが問題になってしまう。
そして、問題として認識された、初期段階の”問題”というそいつは、問題というよりも、その辺が”アヤシイぞ!”という雰囲気であったり、たいていは、
- 問題とは、目的達成の前には立ちはだかる、解決しなければいけなそうな単なる”現象の1つ”であることが多い。これを問題というならば、ほかにも解決しなければならない問題と呼べるものは無数に存在するはずだ。そして、目の前に今問題としていることが、本当に目的達成のためのいちばんの問題かいうことが、検討されていないことが多い。
二つ目の理解のポイントは、問題とは、複雑な事象が絡まっていることが多い。いうなれば、
- 一つの事象によって、複数の問題(と言えそうなこと)を解決しようとしているから、問題が解けないのだ。
ひとつひとつ、その問題となっている現象を、その効果とアクションに分解していこう。つまり、”わかる”というのは、その現象を”分ける”ということなのです。まずは、問題を解くためには、わかることが必要。これが考えるということ。それで、現象がわからなければ、なぜわからないのかを、また考えましょうよ。
だいたい、仕事の出来ない人ほど、あらかじめあった型か、先輩がやっているやり方などにはめてその中で努力している。
問題をきちんと考えることができるようになれば、光速で解決することができるようになる。これは単なる訓練。だから同じようなことが起こった時に、ひとはすぐに解決できるようになる。慣れと言うのは、解決すべき勘所がわかることです。
本当にその道を知っている人は、もっとその枠組みそのものの在り方が違って見えている。だから、それば、その道でプロと言える存在ってことになる。
僕が考えることを深めるきっかけになった、その道の名著をご紹介します~。
東京大学のテキストということだが、頭の基礎力を鍛えるにはうってつけの本です。
さらに、深めたい人に。
この手の本に絶版が多いのがなぜかはわかりませんが、さいきんの○○ハックとかよりよっぽどいいと思う。
- 作者: ドナルド・C・ゴース,G.M.ワインバーグ,木村泉
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 1987/10/25
- メディア: 単行本
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考えることを深めて、オリジナリティをめざすとき。